ブルースの王様、クリスマス・ソングを歌う
何たってこの人は名前の通りブルースの王様だ!
ギタリストでこの人の影響を受けていない人は皆無、だって
チョーキングてばこの人が始めちゃったんだから!
※ ごめんなさい!
idog(アイドッグ)
と同じく2013年1月のリニューアル以前に
お薦めカテゴリー
の中にあった
B.B.King
はカテゴリー削除と共に行き場を失って
犬図鑑
に取敢えず入れることにしました。
B.B.さん、孰れ新カテゴリーが出来るまでご容赦を!
云わずと知れたブルースの王様、B.B.King(ビー・ビー・キング)。
B.B.は最早その感は欠けらも無いブルース・ボーイの略なのだそうで、
何故貴方はブルースを演奏るのかと訪われ 「一番お足になるからさ」と応えた、
そのお足になり始めた頃の呼称なのでしょうね。
それから数十年、王様と云われながら多くのステージを熟したMCは円熟、
楽曲を澱み無く埋める様はもともとアドリブ多用のブルースの中では
まるで一つの楽曲の様で、これもB.B.のステージの魅力のひとつです。
ステージも円熟、体型も円熟、
お腹が干渉するので普通のギタリストの様に構えたりしません。
お腹の上に乗っかったネックはマイク・スタンドの右側がスタンダード・ポジション。
構えまでオリジナルなのです。
オリジナルな体型はまるで布袋様の様、是非頭巾をかぶせてみたい…。
低い音が本人聴こえ難いそうで高音を多用、
コロコロ転がるようなギター・フレーズも聴けばすぐB.B.とわかるオリジナリティたっぷり。
王様のギターにはちゃんと名前もついてます。
その名は「ルシール」、女性なんですね。
チョーキング或いはベンディングと呼ぶギターの弦を押し上げて音を上げるテクニックは
この人が創始と云われ、となれば今やテクニックと云うには普及し過ぎのこのテクニックが
ないことなど想像も出来ない音楽業界に絵にも描けない影響を与えている事に!
クラプトンもキースもみんな彼の息子達(笑)。
ブルースの王様

が歌うクリスマス・ソング
A Christmas Celebration of Hope
B.B.Kingの歌うクリスマス・ソングが13曲、 メロディアスなナンバーから B.B.特有のコロコロ転がるようなギターフィーチャーのちょっと小粋なナンバーまで 大人のクリスマスにはぴったりの楽曲が詰まった詰まったアルバム。
Merry Christmas Baby
アルバム中最もB.B.っぽい曲。最後アウトロに何か別の曲が…?
Christmas in Heaven
アルバム中最もムーディーなナンバー。カップルで過ごすBGMにお薦めかも。
I’ll Be Home for Christmas
クリスマス・ソングというよりハワイアンみたいなインストゥルメンタル・ナンバー。
南半球のクリスマスですね。